「神経」:【歯髄に集まる神経、内側の神経】。
歯科での虫歯の治療で、神経を抜きましょうと言われたことのある人は多いと思います。
実は、歯の神経は大きく分けて2つ存在します。
歯科の治療で神経を抜くと一般によく言われているのは、歯の中心部分の歯髄に存在する神経です。
もう一方の神経は、歯の付け根の周囲に存在する歯根膜を通る神経です。
歯髄の神経を内側の神経、歯根膜の神経を外側の神経と呼び分けることもあります。
歯髄には神経の他に血管も通っており、歯に栄養を届けるという大切な役目を持っています。
神経を「抜く」と言いますが、神経を掃除するように、針金のような器具で取り除いているのです。
何度も治療に通わなければならないのは、掃除した後の神経の穴を、虫歯の細菌が消えるまで綺麗に消毒し続けなければならないからです。
神経を抜いた歯は、神経の存在する歯よりも褐色が目立つようになり、歯の寿命も短くなってしまいます。
出来るだけ神経を抜かなくて済むようなオーラルケアが大切です。
「唾液」:【唾液腺から口腔内に分泌される液体、つば・つばきとも呼ばれる】。
唾液の口腔内での重要な作用についてご存知でしょうか。
唾液には、食べ物を飲み込みやすくする作用や消化促進作用、浄化作用、抗菌作用などがあります。
このうち、歯の健康と大きくかかわるのが浄化作用と抗菌作用です。
口の中に残った食べ物のカスなどを洗い流して、口の中を清潔に保ち、口臭を防ぐ作用が浄化作用です。
唾液に含まれる物質が虫歯のもととなる細菌を殺菌する作用が抗菌作用です。
唾液が少ないと虫歯になりやすいと言われるのは、これらの作用が十分に働かなくなるためです。
唾液が少なくなったと感じたら、唾液腺(耳下腺)のマッサージ、酸っぱいものを食べること、ガムを噛むことなどで唾液の分泌を促しましょう。
唾液が減ると口臭の原因にもなりますので、日頃からよく噛む癖を付けたいものです。
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