「インプラント」:【失った歯の代わりの働きをさせるために、顎の骨に埋め込む人工歯根、またはその技術、チタン・ハイドロキシアパタイトなどの金属を用いる】。
インプラントを取り扱う歯科が増えてきました。
インプラントとは、顎の骨に人工的な歯根を埋め込み、そこに歯冠を被せる歯の喪失のための治療法です。
インプラントが登場する前は、喪失した歯の代わりには部分入れ歯を使う方法や、ブリッジと呼ばれる両隣の歯を支えに義歯を固定する方法が一般的でした。
しかし、部分入れ歯では取り扱いが難しく、ブリッジでは両隣の歯の寿命が短くなってしまうという大きなデメリットがありました。
そこで、他の歯に影響を与えず、あたかも自分の歯のように義歯を埋めることができるインプラントに注目が集まったのです。
インプラントは、元々、歯が全くなくなった人の中で、総入れ歯に痛みを感じて苦痛を伴っている人のために、ヨーロッパで開発されたものです。
顎の骨にねじの様な人工歯根を埋め込んで、その人工歯根を柱として義歯を取り付けますので、緩んだり痛んだりといった症状はあらわれません。
本当に自分の歯を取り戻したかのような感覚で噛む事が出来ます。
失った歯の本数も問いません。
顎の骨にしっかりと固定し、組織と金属が定着しますので、硬い力で噛み締めることもできます。
ただし、インプラントの完成までには時間が掛かります。
顎の骨にインプラントを埋め込む作業、インプラントと骨の定着を待つ期間(通常半年前後)、歯ぐきを切り開いてインプラントに取り付ける結合金具を取り付ける作業、それに伴う治癒期間(通常数週間)、そして最後に人工の歯の取り付けです。
骨との定着や傷の治癒期間によっては、義歯の取り付けまでに1年くらい掛かることもあります。
最初に医師としっかりとカウンセリングを行い、治療期間について打ち合わせをして、じっくりと取り組むことがインプラントを成功させる秘訣です。
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